コロナワクチンの種類や違い、副反応など簡単に比較してみた
日本でコロナのワクチン接種が進められていますが、ワクチンの種類がいくつかあるようです。
コロナワクチンにはどのような種類があるか調べたところ、日本ではファイザー製、モデルナ製、アストラゼネカ製の3種類が主なワクチンのようです。
今回はこの3種類のコロナワクチンの違いなど簡単に比較して調べてみました。
また、副反応もあるとの事なので、副作用についても比較、違いなどを調べてみました。
さらに、ワクチンを打ちたくない人の理由や厚労省のコロナワクチン死亡者数の事例についても触れていきます。
ファイザー製ワクチン
アメリカの製薬会社ファイザーのワクチンは、体内でスパイクタンパク質を作る成分「mRNA」を投与してコロナウィルスを攻撃する抗体を作ります。
成分の「mRNA」は壊れやすいため、薄い脂質の膜で覆い、約-70℃前後の冷凍庫で保管する必要があり、ワクチン接種前に解凍します。
接種間隔は1回目の接種から3週間後に2回目の接種をします。
年齢は16歳以上から接種可能です。
接種方法は腕の上から注射針を直角に刺して皮下脂肪の奥にある筋肉へ注射します。
コロナウィルスの予防有効率はアメリカFDAの調査で95%と報告されています。
日本では2月ごろから医療従事者が優先的に摂取され、その後高齢者への接種も始まっています。
モデルナ製ワクチン
アメリカの製薬会社モデルナのワクチンは大規模接種会場などで利用されています。
モデルナ製はファイザー製と同様、「mRNA」という成分を投与します。
成分の「mRNA」は、約-20℃前後の冷凍庫で保管され、ワクチン接種前に解凍しますが、開封後は6時間以内に使い切らないといけません。
摂取方法はファイザー製と同様、筋肉へ注射します。
接種間隔は1回目の接種から4週間後に2回目の接種をします。
年齢は18歳以上から可能です。
コロナウィルスの予防率はアメリカFDAの調査で94%と報告されています。
アストラゼネカ製ワクチン
イギリスの製薬会社アストラゼネカのワクチンです。スパイク蛋白質を作るウィルスベクターという遺伝子成分を無害なウィルスに入れて投与します。2~8℃で保管可能。
接種間隔は1回目の接種から4~12周間後に2回目の接種をします。
摂取方法は筋肉注射です。年齢は18歳以上から接種可能です。
コロナウィルスの予防率はアストラゼネカ社が76%と発表しています。
コロナワクチンの副反応(副作用)
ファイザー製ワクチンとモデルナ製ワクチンの副反応は、頭痛、発熱、筋肉痛です。
まれにアナフィラキシーショックもあり、アナフィラキシーショックの確率はファイザーが100万回中4.7件、モデルナが100万回中2.5件です。
アストラゼネカ製ワクチンの副反応も頭痛、発熱、筋肉痛ですが、まれに血栓ができる副作用もあり、確率は約3400万回中222件です。
参考動画
コロナワクチンを打ちたくない人
コロナワクチンは医師や業界関係者でも、ワクチンを打ちたい人、打ちたくない人に分かれています。
日経バイオテクのアンケート調査によると医師で打ちたい人は35%、打ちたくない人は30%ですが、製薬・バイオ業界の人で打ちたい人は28%、打ちたくない人は64%です。
業界関係者の間で特に強い不信感があるようです。
打ちたい理由はともかく、打ちたくない理由の方が気になります。
そこで、コロナワクチンを打ちたくない理由について多い意見や主なものについてピックアップしてみました。
コロナワクチンを打たない理由(主なもの)
「ワクチンの安全性や有効性が十分に検証されていない。」
「安全性や有効性のデータが蓄積されるまで数年様子を見たい。」
「mRNaワクチンやウィルスベクターワクチンは接種経験の乏しい新しいワクチンだから。」
「有害事象が怖い。」
「メリットよりもリスクの方が大きい。」
「コロナウィルスは弱毒。サイトカインストームが起きなければしつこい風邪程度だから。」
「mRNAワクチンは今までに成功した試しが無い。」
などです。
コロナワクチンの死亡者数(厚生労働省の報告)
日本で新型コロナワクチン接種後に死亡したと思われる事例が合計85件にも登ることが厚生労働省の調査でわかりました。
このうち55件に評価が付けれられてますが、55件全ての評価が「情報不足等によりワクチンと症状との因果関係が評価できない」との評価が付いてました。
つまり、死因やワクチンとの因果関係を評価できないとの事です。
報告文が長いので、全部確認したわけではありませんが、私がざっと見たかぎりでは、摂取されたワクチンはほぼ「ファイザー株式会社のコミナティ筋注」でした。
もしかしたら全部ファイザー製かもしれません。
年齢は高齢者が多いですが、20代の死亡者もいます。
まとめ
- ワクチンの成分はファイザー&モデルナは「mRNA」、アストラゼネカはウィルスベクター。
- 3種とも摂取方法は筋肉注射、副反応は頭痛、発熱、筋肉痛。
- ファイザー製とモデルナ製はコロナウィルス予防率が高いが、厚労省のワクチン接種後の死亡事例85件はほぼファイザー製。
- 医師や製薬業界関係者の間でコロナワクチンの安全性や有効性を懸念する意見がまだ多い。